2012.10.10 Wednesday by emix
前記事、「交換リング、デーマーク、東ドイツ。」の関連。 この番組のなかにあった、地域通貨の話で シルビオ・ゲゼルという人がかんがえた 「老化するお金が、経済を回す」というのがあった。 その考えを軸に作られたのが、地域通貨でもある 「ヴェルグルの労働証明書」というもの。 詳しくは、上記リンク先の動画をどうぞ。 (全文書き起こしもありました) http://rothschild.ehoh.net/material/animation_03.html こちらについても、納得しつつ、いろいろ思う。 デーマークのように、 「これだけでは成り立たない」性質のものですね。 でも、これが全てではないのと同時に、 これが持つuniqueなすてきさがある。 併用していったらいいのではないか。 だって、今だって、おなじ「貨幣」で回しているけれども 「株式市場で扱われるカネと、 パンを買うときのお金と性質は異なる」のだから。 そこから、考えたこと。 思いつきなので、雑です。 ・金(gold)と交換できる兌換紙幣は、アリ。 ・老化しないお金だけど、架空・無限の価値ではない。 ・金の量(金でなくてもいいですが)の限界と連動する。 →こういうお金は「貯蓄」用に使う。 ・コメそのもの、またはコメと交換できる 「老化するお金」、「価値が減衰するお金」もアリ。 ・老化するお金だからこそ、はじめの価値(新米おいしい)は高い。 ・計画的に使うのに適している。 ・当然、コメの実際の量と連動する。 →こういうお金は日々の生計をたてるために使う。 頼母子講といい、コレといい、 じゃ、その「集めたお金」や、「金の交換所」は、 だれが運営するのか、ってとこですね。 私はやりたくないし不適当だよなあ……と思ったら、 「信じてる」ってことばで、人にその「自分がやりたくないこと」を おまかせするのは、何だかフェアじゃないなあ、という気がしてきました。 「信用できるひとり」もいいけど、 「みんなで誰かのを預かり合う」というのも (ある意味、痛み分け)もしかしたら、いいのかもしれない。 なんだかんだ、なにもかも、考え中です。 コメント
|
NEW ENTRIES
CATEGORYS
COMMENTS
ARCHIVES
CALENDAR
PROFILE
SEARCH BOX
|