2012.08.30 Thursday by emix
今年は竹を伐っておくのだ。 ということで、作業のメモ。 竹を使う大工さんからの話。 ・竹の伐り旬は秋口から。 ・中秋の名月付近で、新月に向かうころ。 今年の中秋の名月は、現代暦で9月30日(日)。 ということは、その前の新月は2週間前の9月16日(日)。 折しも三連休、この9/15(土)〜9/17(祝)のころが 竹伐りの時期ですかね。 一度確認してみよう。 ところで、なぜ秋口なのか、なぜ新月なのか、 ということでちょっと調べてみたら、 ・秋口:夏の成長期が終わったころ。水分量が少ない。 ・新月のときは、地下の根本部分に水分・でんぷん質が 回っているため、地上部分はそれらが少なく、虫がつきにくい。 ということらしいです。 ちゃんとした資料をあたってないので 要確認ですが。 ええと、じゃあ、逆に言えば 成長期の竹の、新月のころの根っこ部分は、 水分豊富かつ、でんぷん質豊富? ……なんか、食べられそうな気がするのは 気の迷いでしょうか。 まさかねえとは思いつつ、 救済植物候補のうちのひとつとして いちおう、心の片隅に置いておこうと思います。 2012.08.30 Thursday by emix
先日の8/27、竹屋さんと一緒に 竹を取りにいったときに、聞いた話。 竹細工の話をしてたので、主にそっちの話。 【建材用の竹のはなし】 ・建材用にはハチクでいい。ハチクは固くなる。 ・建材用には秋口に伐るのがいい。水分が少なく、虫がつきにくい。 【竹細工用の竹のはなし】 ・竹細工用にはマダケがいい。 ・ハチクはそこらへん(このとき四日市で話してた)にたくさんあるよ。マダケはない。 ○○まで行けばあるよ。(お仕事に差し支えるかもなので、伏せました) ・若すぎるのも古すぎるのも加工しづらい。2〜3年くらいのものが一番いい。 ・竹細工用には、肉の部分(内側の白いところ)を削ぐので、建材ほど伐る時期を気にしなくていい。(うろおぼえ。要確認) ・皮の部分は弾力があって丈夫、かなり曲げても折れない(肉のとこは使わない)。 ・竹細工用には、そうやって削ぐほか、皮の表面を重曹で洗うなど手間がかかる。中国とかから安い材が入ってきてるし、値段を合わせると全く割に合わないよねえ。 ・でも、そうやってちゃんと手をかけて作った箕などは、とても長持ちする。 古い竹の道具で管理がよいものは、今でもしっかり使えるのを見たことあるでしょ。 【加工について】 ・節を挟まなければ、刃を入れる方向は上下気にしなくていい。 ・節のある状態なら、元(地面側)は固いので、先(天側)のほうから割るとやりやすい。 ・加工してから、乾かす。逆にすると当然、固くて作業が大変。 ・皮の鮮やかな緑がちょっと沈んだころが、ほどよく乾燥しているので 編むなどの作業に適している。 忘れないよう、箇条書きメモでした。 またまとめることもあるかもしれない。 |
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