シカring
野生肉勝手普及委員会(仮)

 シカ肉をいただいたときに
一緒におすそわけしあったり、
今からさばくよ! という連絡を
いただいたときに一緒に誘うとか、
調理法を試行錯誤して
これはダメだった、これはいいよねってのを
シェアしあう仲間がほしいなあと思って
こんなモノをつくりました。

名前が思いっきり考え中なので
仮称になってるし、
この記事タイトルはシカリングになっているし。
(イカリングみたいですね)

「肉の輪(にくのわ)」ってのも考えてみたけど
なんやらなまなましいので、却下。

まあ、名前はゆっくり考えるとして、
一緒に野生のお肉を喰らおうぜ、ということで
ご関心のあるかたは、どうぞお気軽に。

(チラシ内には書いていませんが、拠点は三重県伊勢市・津市近辺です。
主に「一緒に食べようよ」といった連絡がいくようなものになるはずなので、
遠方のかただと、無茶をいうかっこうになります。あシカらずご了承ください)

なお、普段からメールでのやりとりをしている肉食の友人には
いつもどおりお誘いしますので、重ねてご連絡なくてもだいじょぶです。



肉を食べる | 06:47 | comments(1) | - | - |
シカさんを、ほふりました。(1)
「食うために、殺す」……いつかやらねば、と思っていたのですが、
その日は急に訪れました。

日曜の朝、いつものところから電話が鳴って
「シカとれたで。シメるなら来るか」とのこと。
日曜日だし、いいタイミングかも、と、
前から、屠殺から真剣にやってみたい、と言っていた
友人Sちゃん(♀)&Sさん(♂)に連絡。
奇跡的なタイミングの合いようで、二人とも参加できました。
そして、それぞれの子どもたちも参加。
ちょっとヘビーな食育イベント、子どもたちはどう見るか。

ということで、その日の午後に、決行。
(あまり大人数になっては難しいのと、急だったので
限られた範囲でのご連絡になりました。
声かけできなかったかた、ごめんなさい)

※ちょっと生々しいのと、
なんか公開するべきものじゃないような気がするので
写真はナシでお送りします。
見たいかたは、個別に連絡ください。
そんなわけで、生々しい写真はありませんが、
生々しい文章表現は、たくさんあります。
そういうので気分を害するかたは、ここまででお願いします。
また、今回は大いに感想を含めているため、
私見も多く、妙に長いです。ごかんべんください。

出口

------

シカは、檻のわなに入ってました。
近づくと、逃げようと暴れて、檻に体当たりをくりかえす。
いちど、シシをシメるのを見ていた(その1その2)けれど、
このときと同じような気持ちになる。
でも、前回は「自分はシメない。シメるのを見ている」だったけど、
今回は「自分たちでシメる。当事者としてやる」だったぶん、
少し、感傷的なものは少なかった。
……いや、あえて、感傷的な気持ちを持たないようにしてたのかも。

シメる手順も、シシのときとだいたい一緒。
前足にワイヤーをかけて引っ張り、檻にはりつけて
動きを止め、頸動脈を槍で突く。

「やらねばならない」と思ってはいながらも、どこかで思いっきり
「やらずに済む理由はないか」と探している自分がいた。
また、「○○という、やるべき理由はないか」と、
やる理由のほうも探している自分も。

じっさい、一番槍は、逃げました。たいへんめんぼくない。

Sちゃんにいちど突かれたあと、
シカが血を流しながらもまだ暴れているのを見て、
(正確に頸動脈を突くのは難しいです、初めてだと当然、特に)
「苦しみを長引かせるほうが酷」と、理由づけができて、
「やる」と心定めて、槍を迷いなく持てた。そして刺せた。
刺されたシカが「ヒィッ」って顔をしたけど、やめる気はなかった。
死ぬための短い苦しみならば、それは今、
私がこのシカに与えたいものだから。

でも、だいぶ弱ったものの、うまくいかなかった。
すまない、シカ。

最後に、Sさんが突いたのが、
だいぶ正しい場所に深く入って、
そのあと、シカは急速に弱っていった。

それからしばし、逆さに吊って
血抜きをしながら、絶命を待つ。
(頸動脈を切っただけでは、心臓は止まりません)

この待っている時間、ちょっと緊張が解けて、
意識が当事者から、観察者になった。

ばっちり両極端に振れた、自分の
「やらずに済む理由探し」と「やるべき理由探し」の心理。
なんだろう、これは。この感情は。
考えて、ここで、思いっきり気付いてしまった。

 「ほんとうは、積極的にいきものを殺したくなんて、ない」のだ。

おなかがすくから、生きるために襲うけれど。
私は肉がおいしいと感じるから、
肉になる工程ぜんぶを人任せにしてはいけないと思うけれど。

いきものを殺すことより、
助けることのほうが、ずっと、気持ちが楽なことだ。
いきものである以上、片方だけやっている訳にはいかないのに。

気付いたとき、不意にかなしくなった。
やったことには全く後悔はしていないけれど、
ひとつの事象として、シカが死んだこと、シカを殺したこと、
それはなんだか別問題として、かなしかった。
じわっと涙が出てきて、あわてて遠くを見るふりをした。

あとで、このことを振り返ったとき、
アラスカで、イヌイットのかたがたと暮らしを共にし、
親しくしていた動物カメラマン・星野道夫さんが
著作のなかで言っていた言葉を思い出した。


ーー 「私は自然保護とか動物愛護という言葉に魅かれたことはなかったが、狩猟民の持つ自然観の中に大切ななにかがあるような気がしていた。私たちが生きていくということは、誰を犠牲にして自分が生き延びるか、という日々の選択である。生命体の本質とは他者を殺して食べるということにあるからだ。それは近代社会が忘れていった血のにおいであり、悲しみという言葉に置き換えてもいい。その悲しみをストレートに受け止めなければならないのが狩猟民なのだ。人々は自らが殺した生き物たちの霊を慰め、再び戻ってきて犠牲になってくれることを祈る」
(『長い旅の途上』 星野道夫(文春文庫)より抜粋) ーー


ああ。かなしいと思っていて、ふつうなんだ。
たぶん、このかなしみを捨てたら、ただの残酷になる。
自分で殺しておいてそれをかなしむって、
ちょっとルール違反ではないか、と思ったけど、
これらは両立するのだ、と思った。



……脱線しました。
場面を、シカの絶命を待っているところに戻して。

ちなみに、子どもたちは血を流して倒れているシカを見ても
パニックなどもなく、あまり衝撃は受けていないように見えました。
「こういうもの」と思えたのかな……実感は遅れて来るのかな。
このへんはまた、親のおふたりに、訊ねてみようと思います。

そして、最後にすこし痙攣し、しばしして動かなくなったシカを、
「フネ」に乗せて、軽トラの荷台に乗せる。
そして、作業場へ移動。

足を縛って、フォークリフトにひっかけて、逆さに吊って。
お尻のほうから、おなかを開いて、内臓を出す。
のどを開いて、内臓につながる食道、気管も一続きに出す。

この日は雪がちらつく寒い天気で、
私たちの手も、シカの体のほうもだいぶ冷えていたけれど、
内臓を出すためにおなかの奥に手をつっこんだら、あったかかった。
むしろ、熱かった。
冷え切った日に熱いお風呂に手を突っ込んだような、
ビリビリするような熱さ。
そういえばシカの体温は42度くらいあるのだったっけ。

そして、さっき書いてたように、
いろいろ思索にふけっている部分もあったのだけど、
内臓が出て、レバーが見えたとき、
明らかにスイッチが「食欲」に切り替わった。
かなしみから、よろこびになった。なんて即物的な。
でも、これも多分、「両立する、相反する気持ち」だ。

この両方があるから、わたしたちは他者を狩って食って、生きていける。
殺すかなしみと、食うよろこび。
これは、たぶん、これでいいのだ、と思う。

「 殺すよろこび + 食うよろこび 」となるのは、
なんだか、筋が通って正しいようで、たぶん、間違っている。
同様に「 殺すかなしみ + 食うかなしみ 」も、
逆に、奪われるいのちに対して失礼な気がして、
だったら食べないほうがいいのでは、と言いたくなる。

内臓を出したあとは、このまま熟成用に吊っておくのかな……と思ったら、
「すぐのほうが、ほんとうは皮はむきやすい」とのことで、
むくところまでやることに。というか、解体までやることに。

つづきます。



肉を食べる | 19:01 | comments(0) | - | - |
「シカ解体&お味見ワークショップ」のその後。
 前々から「肉をおいしく食べてるなら、動物だったとわかる状態から肉になるとこを見ないと」と思ってて、個人的には友人父に見せてもらったり(屠殺1解体に混ぜてもらったりしてました。

感じることも多かったのでこれらの機会をシェアしたいなと思ってたとこ、この友人がWS開催に同意してくれたので、先日「シカの解体&お味見ワークショップ」を開催
で、ちびっこ連れで参加してくれた友人のレポートがとてもわかりやすかった&いい感想を持ってくれてたので、紹介します。

鹿の謝肉祭に参加(1)
鹿の謝肉祭に参加(2)
鹿の謝肉祭に参加(3)
鹿の謝肉祭に参加(4)
鹿の謝肉祭に参加(5)
鹿の謝肉祭に参加(6)
鹿の謝肉祭に参加(7)

野菜、魚の産直はあちこちにあり、これらの収穫イベントや調理イベントもしばしばあるけれど、同じ「いのちをいただく行為」であるのに、「肉」についてはベールの向こうでうやむやになっている現状。
日本のあちこちで、こういう「食べてるお肉=生きてた動物=おいしいね&いただきます」という、食材のいのちwith生産者とのつながりができていくといいな。
たぶん、そこから「自然とヒト」、そして「人と人」のイイ関係が結び直せると思うのです。
(Fのつくとこから転載しました)



肉を食べる | 08:39 | comments(0) | - | - |
第1回 シカ解体&お味見ワークショップ
ちょいと、とある雑誌にシカのことをいろいろ書かせてもらった縁で、
狩猟をやってる友人父の協力をもらって、
友人の大工・高橋さんと一緒に
「シカ解体ワークショップ」を企画しました。

「シカがとれた時点で、メールとSNSで連絡します。
急な連絡になりますがご了承ください」
……という、余裕のない告知期間&あわただしい手段だったにもかかわらず、
子ども含め、10人以上のかたがたが集まってくれました。

つりシカ

このかたが、食べられていただくシカ。
2才くらいの、若いメスです。
既に血抜き・ハラ(内蔵)出し済みのものです。

この先の手順としては、

・皮はぎ
・首おとし
・枝肉解体
・食べる!

……です。

イベントのコンセプトとしては

・切り身でしかふだん目にしない肉の
 『動物だったころ』の姿から、知る
・獣肉はくさいというけど、ちゃんと処理したのは
 そんなことないってことを、食べて知る

→山の恵みのシカ肉をありがたくいただいて
 もっとみんなで食べていこうぜ!


というところです。
ほかにも、山事情、シカ事情、猟師さん事情……
シカとシカ肉をとりまくさまざまな問題などで
知って欲しいこと、考えてもらえたら……ってことがいっぱいあるので
これをきっかけにして、気付いたり考えたりしてもらえたら、いいな。

今回参加くださったみなさんは、
おそるおそる見に来た……というよりは、
「興味があったところに、いい機会があった!」という
とても積極的なテンションでいらっしゃったので、
「キャーこわい」「うっ……かわいそう……」
「わ、わたしはむり……」「……(遠巻き)」
……などといった、苦手反応は皆無で、
皮をはぐほうも、交代々々でみなさん、やっていただきました。
よかったー。

さばき

興味津々に、木神楽・高橋さんのさばくようすを
のぞきこむみなさん。

……支える側にいたので写真をとりそびれましたが、
首をおとすとこも、参加者のかたにしていただきました。

毛皮の感触、半開きの目、丸くてかわいい頭、ずしりと重い。

そして、皮をすっかり剥がれて肉のかたまりになったシカを
筋肉の境目にそってナイフを入れ、関節のところで筋を切ってはずし、
枝肉にしていきます。

調理

高橋父、手際よすぎてスピードについていくの、たいへん(笑)。
どんどん、肉の小さなかたまりに小分けされていきます。

そして、お味見。

塩胡椒でシンプルに焼いたほか、
こないだうまかった「チャンサンマハ」(塩ゆで)にもしました。
ちょうど数日前にパクチーをいただいたので
それを刻んでナンプラーに漬けて、その他スパイスを入れたりして
仕込んであった「パクチーだれ」を添えて。

うれしいことに、「パクチー苦手じゃない」というひとが多くて、
これもどんどん使われていきました。
パクチーファンとしては、何よりです。やたっ。

また、固さのある部分、くせのある部分には
キウィに含まれる消化酵素でやわらかくしつつ、味付けをすると
おいしく食べられるよ、ということで
高橋父が育てているキウィをいくつか収穫してきてくれました。

ビニール袋に、キウイと肉を入れ、揉んでしばらくつけておき、
それを塩胡椒で焼いていただきます。
(長時間漬けすぎると、分解されすぎてバラバラになりますのでほどほどに)

やわらかさとともに、
甘酸っぱい風味も添えられて、おいしかったー。

どうぞみなさん、ご家庭で肉を食べるときに活用して
おいしくいただいてください〜。
ちなみに、パイナップルにも
同じはたらきをする酵素が入ってたはずです、たしか。


……そんな感じで「元・いきもの」のシカさんの肉を
ありがたくおいしくいただきました。
おおむね好評で、よかったです。
がっつり参加していただけたし……。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!


後ほど、個別に感想を聞いたところ、
いろんな話題やアイデアがいただけ、
けっこう話がもりあがったので
次回はそれらを参加者のみんなで話し合う
ディスカッションタイムを持てたらいいな、と思います。



肉を食べる | 23:40 | comments(0) | - | - |
(仮まとめ。現時点の「じぶんちの熟成方法」)
とりあえず、肉もいたまず、
気軽にそこそこおいしい状態にすることができたので、
現時点での、じぶんなりの「熟成方法」として、記録しておきます。


 ・かたまり肉を用意する。
 ・軽く塩をして桟つきのタッパーに乗せ、
  冷蔵庫で水分を落とす(1日)
 ・翌日、もう一度塩(&胡椒)を擦り込み
  わら半紙で包んでタッパーに入れ、冷蔵庫へ(1日)
 ・毎日紙を替えつつ、様子見
  (肉の状態、時期、年齢等によって調整。目安:1〜2週間)。
 ・いい感じ、と思えたところで熟成終了。
  食べるか加工するか、冷凍庫に入れて熟成ストップ。



以前、肉の処理をしているかたに聞いたところ、
冷凍保存は、保存状態をちゃんとしておけば※
さすがに商品としては出さないけど
2年くらい経ってても大丈夫だよ、とのことだったので、
ちょっとこっちについても気楽に、構えておこうと思います。
日常のもので、ハードルが低いことは、ありがたいなあ。

★冷凍保存のポイント★
・空気をしっかり遮断する(ラップできっちり巻く)
・光も遮断する(ラップの上から新聞紙とかで包む)
・あまり温度が上がらないよう、出し入れの少ない奥の方へ込めておく




肉を食べる | 16:26 | comments(0) | - | - |
シシ肉のその後。
※注意 試しにやってみていることであり、「最善の方法」では全くありません。

基本コンセプトは「コストも手間も無理しない」「そこそこおいしく食べられる」「なるべく化学的なものは使わずにそこらへんで手に入りやすいものを使う」です。

また、試行錯誤の記録なので、「最善でない」どころか、「それ、NG!」も含むと思います。そういうものだと見守っていただけるとさいわい。

なお、ちゃんとした熟成方法は、ちゃんとしたところで調べられると思うので、そちらでどうぞ。ピチットシートとか便利らしいですよ。

-----

さて、話を戻して、17日にいただいたシシ肉のその後の熟成具合。
モモ肉で、ひとかたまりの厚みは3センチくらいが3個。
一日目は軽く塩をして桟つきのタッパーに乗せて冷蔵庫で水分を落とし、
その後もう一度塩(&胡椒)を擦り込んでわら半紙で包み、
日々紙を替えつつ、観察すること数日。

塩をしていないほうのロース肉も少し置いてあったのだけど、
そっちはすこし危険なかおりが。
洗って焼いて食べました。味は大丈夫。においはややあり。
でも初日に食べたほうがおいしかったので、こっちは熟成というより
アッチ側への進化をしちゃったようです。申し訳ない。

塩をしたほうをあけてみると、とてもきれいな淡紅色に。
水分が少なくなったせいか、においもひかえめに。
切ってみると、中心はもとの色(もうすこし濃い赤)。
これは水分が抜ききれなかったせいかも。(あとでちゃんと検証しよう)
切った感触は、ねっとり。この感じ、すき。
もう少し置いてもいいかも、という気もしましたが、
今回はここまでに。捌きからちょうど1週間でした。

試食ぶんは、ネギとクミン(クミン好きなのです)と一緒に炒めました。
塩は、肉にした塩気で充分だろうと追加せず、調味料は甘めのくるみ味噌。

味は、それでもちょっとしょっぱかったです。
試食したやつは3個のなかでいちばん薄い肉だったこともあるけれど、
塩の量を減らすか、もっと厚みのある肉を使うか、どっちかかなあ。
はじめの水分切りのあとに、酒粕に漬けてもおいしいかもしれない。

そんなわけで味は少し塩にまぎれて見えなくなったものの、
においはもんだいなし、おいしくいただけました。

残りの、ふたかたまりの肉は、
ちょっとこのあと忙しくなるので、冷凍しました。
この加工は、のちほど。


あ、書き忘れていたけれど、熟成4日目の肉を
一部、ホシニクにしてみました。
天気はよかったけど時間がピークじゃなかったこともあり、
そのフォローとしてあれこれしてみた苦肉の策が
あまりに自己流試行錯誤なので、どうなってることか。

苦肉の策がウマくはまってくれたら、この先、おもしろいのですが。
こちらの試食も、もうちょっと先に。



肉を食べる | 03:31 | comments(0) | - | - |
シシ、いただきます。
シシ。

急遽、シシが獲れたという連絡をもらったので
捌きにまぜてもらい、少しだけお肉をわけてもらってきました。

柴犬くらいのサイズの、子どものシシでした。
「かわいい」と「おいしそう」が共存する
自分の感情を、いつも不思議に思います。
若々しい、きれいな蹄が印象的でした。
野生動物のからだは、美しいです。

いただいた肉は、
あとで保存食(乾し肉か、薫製か)をつくろうと、
軽く塩をして、冷蔵庫で熟成中。

熟成の加減は、前は目安がよくわからなかったのだけど、
鹿を熟成してみたとき、日々、冷蔵庫の中の肉を見ているうちに
ある日「うっわ、うまそう!」という瞬間が来ることを知ったので
今回も、ちょこちょこ観察して、そのときが来たら
熟成OKということで調理することにします。

1週間から2週間の間、どのへんで「うっわ!」が来るかな。
楽しみ。

一部は、今日のばんごはんにいただきました。
塩胡椒、クミンと炒めて、タイムを振って。

山栗くらいのサイズのお肉(ロース)を5切れくらい、
ほんのすこしの量だったけれど、
充分満足で、おいしくいただきました。

あの子の肉だな……と、この写真の姿を思い出しながら。


「食べ物を粗末にしてはいけない」と
口を酸っぱくして言わなくたって、
「動物のかたちをしている段階」から関われば、
ごくごく自然に「食べ残す」という選択肢は
なくなっていく気がします。




肉を食べる | 23:59 | comments(0) | - | - |
近い将来、にわとりを締めて捌いて食べるために。
(FBのノート(20120612)から転記。)

 肉がおいしく感じて、そして食べたいという欲求がある以上、
やらねばな、と思っていたいきものの屠殺解体。
たぶんわたしはシカが先行になるのですが、
にわとりのほうもいずれ、なので、「その日のために」備忘記録。
ああ、しらなかった。いろいろ絞め方あるんですね。

以下、生々しい言葉が説明の中にちらほら入りますが、
肉をおいしく食べてる人たちには、
受け入れて欲しい言葉たちだなと思います。

※以下、実体験に全く基づかない、「知識」のみの記録です。

ちゃんとやれるようになったらあらためますが、
まずは下準備としての情報収集の記録なので、
間違いなく、不備不足だらけだと思います。
その日の前に、補足していきたいと思っているので
実際の体験で知ってるひとがいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいませ。

 
《解体のおおまかな手順》
   1. 準備(つかまえる、吊る)
   2. 締める
   3. 血抜きする
   4. 羽をむしる
   5. 解体する
   6. 内臓を出す
※5、6は逆もあり。

《準備 つかまえる、吊る》
※鶏は、朝に餌を食べる前につかまえておくほうが
 よいようです(夜のうちに閉じこめておく)。
※吊るときは、鶏が頭を上げられないくらいに弱るまで
 吊しておいたほうが暴れず、血も抜けやすいようです。
※暴れないように、翼は背中で「羽交い締め」にしておくとよいようです。
※吊る高さは、高すぎると血が飛び散ったとき大変なので
 押さえやすさも考慮し、なるべく低めにしたほうがいいようです。

→参考にしたサイト
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/6434/1.htm


《絞め方(血抜きのしかた)》
A 頸動脈を切る 1
翼を縛り、頭を上に首を吊ってまずは失神させ、
そのあと逆さに吊って頸動脈だけを切る。
首は落とさず絶命させず、生きたまま血抜きする(失血死させる)。
※いいところ しっかり血抜きができる 鳥が比較的苦しまない

→参考にしたサイト
http://hyam.dip.jp/photos/2003/hen/index2.htm
http://ha9.seikyou.ne.jp/home/hfujishima/killedhen.html

A' 頸動脈を切る 2
ほぼAと同じ。逆さに吊り、
「失神させずに生きたまま」頸動脈だけを切る。
※いいところ しっかり血抜きが出来る 処理が早い
※気になるところ 鳥が苦しんで暴れる
 
→参考にしたサイト
http://www7.ocn.ne.jp/~kuno/kaitai.html
 

B 頸椎を脱臼させる 1
翼と足を固定し、首に縄をかけて胴を下に引き、頸椎を脱臼させて殺す。
体温の残っているうちに羽毛をむしり、首を落として逆さに吊り、血抜きする。
※いいところ やりやすい 鳥が比較的苦しまない
※気になるところ 完全な血抜きはできない
 
→参考にしたサイト
http://ha9.seikyou.ne.jp/home/hfujishima/killedhen.html
 

B' 頸椎を脱臼させる 2
Bと前半は同じ。頸椎を脱臼させて殺す。
首は落とさず、しばらくそのまま逆さに吊って血を頭部に集める。
お湯につけて羽毛をむしってから、最後に首を落とす。
 
※いいところ やりやすい 血で周りを汚さない 鳥が比較的苦しまない
※気になるところ 完全な血抜きはできない、が、「頭部に血を集める」が
 血抜きに近い状況になるのならば、悪くないのかも。
 
→参考にしたサイト
http://www8.plala.or.jp/jikyuya/syutyou5.html


C 首を切り落とす 1
頭を殴って気絶させ、首を切り落とす。
逆さに吊って血抜きする。
※いいところ 頸動脈の場所、頸椎脱臼の加減が分からなくても可能
※気になるところ 鳥が恐怖する
 
→参考にしたサイト
http://chiharuh.jp/?p=1205
 

C' 首を切り落とす 2
Cの工程から「殴る」を抜いたもの。
生きたまま、まな板に押さえつけ、斧で切り落とす。
逆さに吊って血抜きする。

※いいところ ……?
※気になるところ 鳥が恐怖する、苦しむ
 
→参考にしたサイト
http://shirasaka.tv/1137


D 首をひねる
逆さに吊る。首を捻って折る。
折ったところにナイフを入れて首を切り落とし、血抜きする。
※いいところ やりやすい
※気になるところ 完全な血抜きはできない 折るのに慣れが必要
 
→参考にしたサイト
http://kicchikkyo.blogspot.jp/2012/06/blog-post_12.html
 
※血抜きのしかたは、基本的に
 「生きたまま/殺してすぐ、逆さに吊る」
 「頸動脈を切るか、首を切り落とす」
 ……のようですが、かかとにもナイフを入れて
 血が抜け落ちやすくする工夫もあるみたいです。


《羽をむしる》
血抜きが済んだ、羽毛がついたままの鶏を
70度程度のお湯に5〜10秒ほどつけ、
(熱湯に30秒という話もあり。2〜3分という話もあり。わからん)
ひきあげた後、手で羽をむしる(抜く)。
むしり残しは、バーナーであぶる。
お湯につける時間が長いと煮えてしまい、
逆に短いと抜けにくいので、注意。
締めた直後、体温が残っているうちにむしるのも
抜けやすくていいらしい。

※お湯の温度、つける時間はやるひとによってバラバラ。
 試行錯誤で身につける部分だなあ……。
 

 《解体する》
・背中の皮に十字に切れ込みを入れる
→参考にしたサイト
http://navi.niye.go.jp/00030/


【とれる肉とか】
むね肉 せせり(首) 手羽元 手羽先 ささみ
かわ なんこつ(2種) もも肉 がら

※好きな人はこちらもどうぞ。
とさか あし 小腸 あたま
 
→参考にしたサイト
http://www7.ocn.ne.jp/~kuno/kaitai.html
http://navi.niye.go.jp/00030/
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/6434/
 
 
《内臓を出す》
・肛門の周りを鋏で切りとり、大腸を紐で縛っておく
 (糞が外に出てこないようにするため)
・緑色の胆嚢をつぶすと肉が臭くなり食べられなくなるので注意

【一般的に食べられる内臓は以下】
砂肝 肝 心臓 ぼんじり(肛門) きんかん(輸卵管)


肉を食べる | 23:37 | comments(0) | - | - |
COMMENTS
  • シカring
    R.Hashimoto (04/30)
  • 民映研ビデオ「映像民俗学シリーズ・日本の姿」 第11巻・竹縄のさと 第8巻・下園の十五夜行事 感想
    emix (11/19)
  • 民映研ビデオ「映像民俗学シリーズ・日本の姿」 第11巻・竹縄のさと 第8巻・下園の十五夜行事 感想
    夢子 (08/18)
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    emix (08/07)
  • 6/28第一回上映。「民映研の映画を見よう会」ページをつくりました。
    emix (06/28)
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